麻疹ワクチンに関する報道について
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あるテレビ局のニュース番組で、解説者が「はしかで死ぬ人よりもワクチンで死ぬ人が多い」との発言をしました。当然、とんでもない間違いであり、マスメディアの与える影響を考えると、解説者としての発言にもっと責任を持ってほしいと希望しますが、現在の麻疹ワクチン、麻疹・風疹混合ワクチンともに安全で、その効果はワクチン接種後の麻疹による死亡者が激減した事からも明白であります。また、麻疹ワクチンによる死亡例はこの10年1例も報告されていません。日本は欧米各国に麻疹の輸出国と言われている位、麻疹ワクチンに関しては後進国であり、平成18年4月から麻疹・風疹ワクチン(MRワクチン)が、これまでの1回接種から2回接種に変更となり、さらに平成20年度から、中学1年生と高校三年生に対しても追加接種としてのMRワクチン接種がスタートします。間違った報道を鵜呑みにせずに、不安な点はかかりつけの医療機関に相談して、誤った選択をしない様にお願いします(土川)。
2008.2.25 掲載 
参考:麻疹の現状と今後の麻疹対策について http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/12/s1213-5d.html#4-5