読売新聞(福島県版)で紹介されました (平成12年2月21日)
 お医者さんのHP人気です!

 二本松市などの医師で作る安達医師会(佐久間正会長)のインターネットのホームページ(HP)が、注目を集めている。市町村ごとにインフルエンザなど感染症の患者数を週単位で発表するなど、身近な医療情報を提供しているためだ。HPを見る人の数(ヒット数)は一昨年夏の開設直後からうなぎ登りで、一年足らずのうちに一万件を超えた。HPを運営している医師会の医療情報委員会では、将来、自治体とも協力して、地域の健康・福祉のネットワークを構築していきたいとしている。

インフルエンザ患者数など 身近な情報提供

 安達医師会のHPを運営する医療情報委員会のメンバーは、すでに自分の病院のHPを持っている二本松市の医師土川研也さん(47)ら。内容を決めるうえで重視したのは、「役立つ情報を早く、そして双方向に」ということだった.
 目玉コーナーになった「感染症情報」は、管内の五つの病院が協力して、それぞれの病院に来た患者を地域と病気ごとに分類し、毎週末に医師のコメントとともに公表している。 この動向によって、今年のインフルエンザが一月半ばごろから南部の本宮町や白沢村などから広がり、徐々に北上して二本松市などでも大流行していったということが分かったという。
 土川さんは「どこの地域で何の病気がはやっているかという情報は、地域の皆さんだけでなく、医者にとっても診療に非常に役立つのです」と説明する。
 また、インターネットの双方向性を活かすため、医師に質問ができる掲示板「談話室」にも力を入れている。これまでに「受験生が風邪をひきにくいのはなぜ?」「スズメバチに刺された時は」といった質問が中学校の養護教諭などから寄せられた。
 「普通なら医者に聞けないような素朴な疑問も、HPなら大丈夫」と土川さん。「恥ずかしいのか書き込みかまだ少ないですが、なるべく早く回答するのでどんとん聞いて欲しい」と呼ぴかける。

「地域医療の情報網に」

 同委員会では新年度以降に、自治体の教育委員会と協力して学校の欠席者数を感染症動向に加える交渉も始めることにしている。医師と学校がそれぞれ持つデータを結びつけることで、さらに情報を有効に活用できるからだ。
 土川さんは、「こんなに人気になるとは思っていませんでした。将来は単に医師会のHPとしてだけでなく、地域の医療や福祉の情報網になっていけば」と期待している。
 安達医師会のHPのアド一レスは、http://www.adachi-med.or.jp/